CARRER UP! FOR MECHANIC

あなたが目指したい、未来の姿。希望のキャリアアップを全力で支援。

エンジニアとしてのステップアップ。特にお客さまの稼働を直接支えるエンジニアは、私たちの財産。いすゞグループでは、一人ひとりのエンジニアの特性や希望に合わせて、長期的なキャリア支援制度を用意しています。ぜひ、最終目標として目指してほしいのは、S級取得。その達成に向けて「ものづくりサービストレーニングセンター」をはじめとした充実の教育施設、研修・育成制度など、グループをあげた支援体制を築いています。

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4級からはじまるエンジニアのキャリアアップ。能力と各等級に応じた研修はもちろん、技能コンテスト、I−1グランプリ等、さまざまなアプローチで技能のレベルアップを支援しています。また、定期的な上司との面談やヒューマンスキル研修等を通じて人間的な成長も後押しします。

[ものづくりサービストレーニングセンター]

2015年に、いすゞ自動車・藤沢工場内に竣工した「ものづくりサービストレーニングセンター(MSTC)」。全国に分散していた教育・研修機能を集約した施設で、いすゞグループ社員の学びの場となっています。メカニックも入社後、実習や座学の研修を受け、いすゞマンとしての基礎を学びます。

2019年度に行われた、いすゞサービス資格制度(IPS)S級認定試験において、8名の方が合格し、新たにS級の仲間入りを果たしましたのでご紹介します。

S級とは、IPSにおける最上位級で、全国のいすゞ販売会社に所属するエンジニア・アドバイザー・サービススタッフ約4,700人の頂点です。今年度合格者の8名を含め、全国で44名となりました。

いすゞ自動車東北株式会社 郡山支店
佐藤 和也

私がS級を取得できた背景には忙しい中、送り出して頂いた拠点のメンバーや、これまで育てて頂いた先輩、上司、会社の手厚い後押し、全国のS級の皆様の指導などたくさんの協力を得られた事があり、感謝しております。認定の報告を受けたときは大変喜びましたが、これからがスタートだと認識しているため、今ではこの資格のプレッシャーも感じております。今後は日常の時間、期間を小分けにしてテーマを設け、置かれた環境の中で何が出来るか最善は何かを常に問いながら取組み認定者としての意識を持ち行動して行きたいと思います。

【上司からのコメント】
和也君、S級認定おめでとう! 工場のリーダー的立場で後輩の面倒見ながら自分の仕事をこなし、空いた少しの時間でS級を取得するんだと強い意志をもって頑張り、結果、取得できたこと、大変喜ばしく思います。今後、取得した知識を遺憾なく仕事に発揮し、さらなる上の目標をもって頑張ってください。本当によかったですね!おめでとう!!

【同僚からのコメント】
和也さん、S級取得おめでとうございます。仕事をしながら勉強をするのは絶対大変だと思います。業務終了後にもかかわらず、夜中まで勉強している姿を見て、真似できない努力であり、私も見習いたいと思いました。和也さんと共に仕事が出来ることを誇りに思います。

秋田いすゞ自動車株式会社 秋田営業所
石沢 洋介

たくさんの方々にサポートして頂きました。ありがとうございました。
S級へのチャレンジは、仕事に取り組む姿勢、考え方を大きく変えるきっかけになりました。
S級認定が私のゴールではありません。
今までの経験を活かし、お客様の安心で安全な運行を支え続けるために努力します。

【上司からのコメント】
S級合格おめでとう。今年で三回目の挑戦で相当なプレッシャーがあったと思いますが、見事合格できたのは普段からの努力の賜物だと思います。
これからは指導者になり秋田いすゞのサービスを牽引して行く事になります。
ここも通過点、更なる成長を祈念しております。本当におめでとうございました。

【同僚からのコメント】
S級資格認定取得おめでとうございます。日々忙しい業務の中で取得したことは簡単なことではないと思います。これからは、日常業務に加え後輩の指導育成もあると思いますが、頑張ってください。
秋田いすゞがレベルアップすることを期待しています。

関東いすゞ自動車株式会社 越谷支店
小林 利雄

S級を受講するにあたり、たくさんの方々のサポートがあり取得することが出来ました。
S級取得までの道のりは決して楽ではなかったものの、取得までの過程で出会った仲間や研修で学んだ知識はとても貴重な経験であり、大切な財産と考えております。
これらの経験で得た情報は、人材育成や働きやすい会社作りへのお手伝いに活かせればと考えております。
また、S級は取得してからがスタートだと考え常に自分から行動し情報を発信しながら日々成長出来る様に努力していきたいと思っています。

【上司からのコメント】
3年間努力してきた結果が出たと思っています。
本当におめでとうございます。
今回の3年間で学んだ事を後輩に伝えてもらい、より良い職場作りをお互いにして行きましょう。

【同僚からのコメント】
S級取得おめでとうございます。
忙しい仕事の中で勉強しながらの取得は大変な事だったと思います。
その知識や行動をこれからも学び、今後も指導育成をお願いします。

新潟いすゞ自動車株式会社 サービス部
今 羊一

いすゞ自動車のサービス部門での最高資格であるS級に合格することができ感無量です。
認定されたスキルを元に、新潟いすゞの発展はもちろん、いすゞ自動車に対しても発展に寄与すべく、多方面での活動を行っていきたいと考えています。
「新潟いすゞは全国的にもレベルが高い」と誰からも言われるように、サービスに関わる個々の技術的および知識的にもスキルアップの力添えを行い、結果として新潟いすゞからS級取得者を多く輩出できよう頑張ります。

【上司からのコメント】
いすゞサービス資格S級合格誠におめでとうございます。日頃の弛まぬ精進の成果だと思っています。
S級になると会社以外の仕事も増えるようですが、いすゞグループ全体の発展と思いますので大いに頑張って下さい。是非、社内・社外からも「さすが、いすゞS級マンはすごいな。」と見上げあれるよう、プライドを持ち、且つ広い目でサービス全体を見られるよう、更なる向上を目指して下さい。
これからの活躍を期待しています。

【同僚からのコメント】
S級合格本当におめでとうございます。S級試験は合格率が低く、とても難しい試験と聞いておりましたが、日頃から常に自分の信念をしっかりと持ち、仕事を確実にこなしていく姿を近くで見ていましたので合格は当然の結果と思います。これからS級保有者として皆から模範され、期待され重圧もあるかと思いますが今後益々のご活躍を祈念しております。

いすゞ自動車近畿株式会社 サービス部
東野 貴士

今回S級を認定いただいたことは、けっして自分だけの成果ではないと思います。これまで指導し育てていただいた先輩方、職場の方々、S級の先輩方、たくさんの方々のご協力のおかげであると実感しております。
今後はこれまでの経験を活かし、人財育成に力を注ぎたいと考えます。修理技術だけでなく、故障診断の楽しさも教えてあげられる先輩を目指します。
S級の取得がゴールではなく、S級の名に恥じないよう、後輩達の目標となれるように日々精進して参ります。

【上司からのコメント】
S級認定おめでとうございます。初めての受験にもかかわらず、S級課題を意識して、日常業務の中で改善・工夫を重ねてきた結果だと思います。
S級取得後も、身につけたスキルを活かして、拠点エンジニアのスキルアップのために役立ててください。

【同僚からのコメント】
忙しくても、弱音を吐かず、笑顔を絶やさずに仕事をしている東野くんが、S級挑戦中は、笑顔が少なくなり、想像以上の苦労をしていることが伺えました。
その苦労がS級認定という最高の結果に結びついて、ほんとうにおめでとうございます!!
S級という誇りと、持ち前の明るさで、次世代育成にがんばってください。

いすゞ自動車近畿株式会社 サービス部
八木 浩二

S級を受講するに当たり、時間を作って頂いたサービス部の皆様、またS級講師、運営スタッフの皆様、そして色々とアドバイスを頂いた皆様には、大変感謝しています。
今回、S級を認定して頂きましたが、自分ひとりでは成し遂げられなかったと実感しています。
今後、S級としていすゞ全体のエンジニアが楽しくて安全に早く、そして高品質な技術を提供できるよう、今回取得したスキルを用い、またS級の皆さんのお力をお借りして取り組んで行きたいと思います。
また、S級にチャレンジする皆さんへ。私自身S級受講後から考え方、行動、教え方について変化が生まれました、つまり「きづき」です。きづきがなければ進歩もないと思いますので、是非自分自身できづきを感じてください、その先にはS級が待っていますのでがんばってください。

【上司からのコメント】
業務の中での活動が、今回のS級認定につながったと思います。
電話での対応、故障診断、お客様説明などS級を意識して活動した結果だと思います。S級認定で身につけたスキルを活かして、いすゞ近畿全体のレベルアップをお願いします。また、次のS級受験者の育成もお願いします。

【同僚からのコメント】
S級取得おめでとうございます。本当に努力していたと感じます。
身近で居る中で、話し方や考え方が変わっていく姿がわかりました。
今後の活動でS級の価値が少しずつ決まっていくと思いますので、初心を忘れずに後輩の育成と共に、必ず同じ目線で物事を進めて行って欲しいです。本当におめでとうございます!!

いすゞ自動車中国四国株式会社 下関サービスセンター
水原 智昌

私は3度目の挑戦でS級に認定していただくことができました。沢山の方々のご協力をいただき、認定していただくことができました。この度の認定試験において、自分の大きな原動力となった物は、成長に対しての喜びでした。成長する喜びを多くの仲間に感じていただけるよう、お手伝いできたらと考えています。また、S級に認定していただいた自分に、何ができるか、何に取り組まないといけないか、アンテナを張り巡らし、日々精進していきたいです。

【上司からのコメント】
難易度の高い試験にあきらめず挑戦し、手にしたS級というメダルを、これからもずっと、輝かせ続けて下さい。そして応援してくれた部下や同僚の目指す光となる様、精進を忘れないで下さい。本当におめでとうございます。 

【同僚からのコメント】
全国でも数少ない最高位資格S級合格おめでとうございます。
同じ職場で働かせてもらう私たちも大変嬉しく、誇りに思います。これからも同じ職場で働く仲間として、その努力を希望にし、社員一同精進していきたいと思います。
本当におめでとうございます。

いすゞ自動車中国四国株式会社 サービス技術部
中祖 龍二

合格にあたり、会社の仲間には大変なご負担をおかけしました。合格するまで支援いただいた上長、サービス部の皆さんに大変感謝しています。
悩み、考え続けた時間は自分の宝となりました。
S級で学んだ事を生かし、教育の場で活用させていただき会社を盛上げたいと思います。そして、弊社のS級をめざすエンジニアの育成に貢献していきます。

【上司からのコメント】
S級認定試験合格おめでとうございます。
今後は当社エンジニアの皆さんの技術向上、育成にご尽力いただけるものと思っております。
これからは全国のS級の皆さんと交流を深めて色々な話をたくさんすれば、今までとは違う仕事への一面を見る事ができると思います。今後の活躍を期待しています。

【同僚からのコメント】
S級認定試験合格おめでとうございます。大変忙しい中で、努力を続けあきらめないという姿勢が見えていました。今後のご活躍をさらに期待しています。

2017年11月に、S級取得者を対象に、初めて「海外研修視察」を実施しました。行先は、フィリピンのマニラとレイテ島。異文化の整備事情を視察することにより自身の職場の改善に繋げること、また、現役のS級取得者が現地で活躍している姿を見ることにより、自分自身のこれからの仕事に対するキャリアイメージを醸成していくことを目的として実施されました。合計19名のS級取得者の参加者が、フィリピンの現地法人である、いすゞフィリピンコーポレーション(IPC)と、いすゞグローバルサービスコーポレーション(IGSC)、そしてフィリピンの国営専門的教育・技術養成機関であるTESDAを訪問しました。

IPCはフィリピン国内でいすゞ車の生産、販売(SUV、ピックアップ、小型~大型トラック)、マリンエンジン、建機エンジンの販売等を行っている現地のディストリビューターです。今回の視察では、IPCでフィリピン国内市場の説明を受けた後、生産工場を見学しました。

IGSCは、フィリピンにおける自動車整備士資格を持つ方を採用し、いすゞ製品の整備に特化した講習や実技訓練を通して日本の高いサービス技術やノウハウを習得させ、いすゞ系ディーラーでアフターセールスの支援を行う目的で設立された組織です。現在はフィリピン国内のいすゞ系ディーラーに計26名が出向し、アフターセールスの支援活動をしています。S級取得者2名が、IGSCでトレーナーとして活躍しています。

TESDAとはフィリピン労働雇用省技術教育技能開発庁(Technical Education and Skills Development Authority)という、政府系教育機関のことです。いすゞは、2008年11月から、貧困家庭の子供たちに教育の機会を与えるという社会貢献活動の一環として、レイテ島タクロバン市にあるTESDA内の、自動車整備士養成校の奨学生制度を支援しています。この、タクロバン市のTESDA自動車整備士養成校を卒業すると、フィリピンにおける自動車整備士の最高国家資格「NC4」を取得でき、販売会社や整備工場でメカニックとしての社会人生活をスタートします。

S級は技術力はもちろんのこと、部下・後輩・指導者を育成する力を重要視しており、特に今回の研修視察でフィリピン教育機関であるIGSC、TESDAの視察は非常に重要な経験となりました。

その視察レポートからの抜粋をぜひご覧ください。こちらからPDFにてご覧頂けます。

IGSC現地スタッフと

各国のいすゞのエンジニアが腕を競う世界大会、I-1グランプリ 「いすゞワールドサービス技能コンテスト(I-1グランプリ)」は、世界各国・地域にていすゞ車を扱うサービスエンジニアの代表が集い、自動車の整備に関わる知識や技術力を競い合う世界大会です。
2006年の第1回大会から毎年開催されており、通常の大会は最多で35の国と地域の代表が集い、「学科」(エンジン、シャシに関する構造作動/調整/故障診断に必要な知識等)「実技」(エルフを使用した点検/不具合箇所の修復/エンジン修理/部品測定)によって採点・審査され、得点を競います。整備職の技術向上や、ワールドワイドな交流を生むイベントとして、世界中のいすゞサービスエンジニアが出場を目指しています。
日本からは、全国技能コンテストで優勝した選手が在籍する販売会社がチームを編成。翌年の世界大会に出場しています。

第15回目となる2020年は、新型コロナウイルスの世界的な蔓延により、一堂に会した実施が不可能になりました。
そのため、Webを活用した「e-コンペティション」として、41か国が参加の大会を11月25日~27日に実施しました。
「e-コンペティション」には個人戦と団体戦があり、どちらも「技術知識競技」(いすゞ車のサービスに関する知識を問う)および「実技相当競技」(バーチャル診断コンテンツ 車両の知識とその修理のための応用力を問う)によって得点を競いました。
日本からは、関東いすゞ自動車株式会社によって編成されたチームが出場し個人戦優勝、団体戦準優勝を果たしました。


※第15回大会 参加国・地域一覧 (英名アルファベット順)

アルゼンチン(※)・アルバ・バーレーン・バングラディシュ・ボリビア・カンボジア・中国・コスタリカ・キュラソー(※)・ドミニカ共和国・エジプト・エルサルバドル・エチオピア・フィジー・グアテマラ・香港・インドネシア・日本・ヨルダン・ケニア・韓国・クウェート・ラオス・マレーシア・メキシコ・モロッコ・ミャンマー・ニュージーランド・オマーン・パキスタン・フィリピン・カタール・サウジアラビア・シンガポール・スリランカ・スイス・台湾・タイ・トルコ・アラブ首長国連邦・ベトナム
計 41か国 チーム戦:39か国 ※の国は、個人戦のみ参加